PS4でじっくりやり込めるRPG「ディヴィニティ オリジナルシン」

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ディヴィニティ:オリジナルシン・エンハンスドエディションというゲームをご存知ですか?

PS4、PCでプレイできる本格ロールプレイングゲームなんですけど、最近めちゃくちゃハマってるんですよね~。

このゲーム、じっくりと戦略を練りながらバトルしたり、キャラ育成をとことん追及したい方には超おすすめのRPGです!

やりこみ要素満載のやればやるほど味がある、いわゆるスルメゲーってやつですね(笑)。

「ライトなゲームじゃ物足りない!もっといろいろ考えながらやり込めるゲームがしたい!」という方には絶対プレイしてほしいゲームです。

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ディヴィニティ・オリジナルシンってどんなゲーム?

『ディヴィニティ・オリジナルシン』は自由度の高いキャラクター育成、戦略性がカギを握るバトルシステム、豊富なアイテム、数多くのクエストを誇る本格RPGです。

海外では数々の賞を受賞して高い評価を受けています。

ゲーム画面は斜め見下ろし型で戦闘システムはターン制という、一見昔ながらのRPGという雰囲気。

ストーリーはソースと呼ばれる未知のエネルギーを悪用するソース使いを排除するために、プレイヤーはソースハンターとなって冒険を繰り広げます。

冒険のはじまりは、とある港町。

この町で起きた事件にソース使いが関わっているとの情報により、プレイヤーは捜査に向かいます。

ちょうどこの時、町はオークの襲撃とアンデットの発生に悩まされており、プレイヤーはそれらに対処しながら町の人達の信頼を得て事件の解決を目指します。

その小さな事件は、やがて世界の存亡をかけた冒険へと繋がっていきます。

とまあこれだけ聞くと王道のよくあるRPGだと思うかもしれませんが、このゲームかなりとんがった作品なんですよね(笑)。

ハードなゲーム内容

どのへんがとんがっているかというと、このゲーム、最近では珍しいかなりハードなゲーム内容となっています。

ダークソウルシリーズなどのアクションRPGではハードなゲームも珍しくないですが、普通のターン制RPGでここまでシビアなものは最近あまり見かけないですね。

例えばクエストの目的地を示すマーカーとかは無いので、どこに行って誰に話を聞くかすべて自分で考えて行動しなければいけません。

町の人達も次に何をすればいいのか、わかりやすく案内してくれるわけでもない。

戦闘も油断すると、ボスでもない普通の敵にボコボコにされたり。

ゲーム初心者には正直、敷居が高いでしょう。

でもそんなハード仕様なゲームだからこそ、ぎっしりと魅力が詰まっているんです!

このゲームの魅力

戦闘

まずはなんと言っても戦闘が抜群に面白いです!!

戦闘はターン制バトルなんですが、ドラクエのようなタイプではなく、シミュレーションっぽい感じです。

有名どころでいえば、戦闘シーンだけファイヤーエンブレムのような感じですかね。

なにがそんなに面白いかと言うと、戦闘の自由度がハンパないってことです!

普通はある程度戦い方のパターンって決まってるじゃないですか?

でもこれは自由度が高いので本当にいろいろな戦い方ができるんです。

むしろ、考えながら臨機応変に戦わないとなかなか勝てないかもしれません。

例えば、油のつまったビンを敵の近くに投げつけてから火矢を放てば、その周辺を炎で包むことができます。

瞬間移動の魔法を使って相手を氷の上に叩き落せば、つるつる滑ってなかなかこちらに来れません。

その間に弓矢の遠距離攻撃でハチの巣にするのもアリですね。

水の入った樽を敵の密集しているところにぶちまけて電撃の魔法を唱えれば、何体もの敵を一度にマヒさせることもできます。

このように地形効果や属性、行動順など様々な要素を考えながら戦うのがめちゃくちゃ面白いんです!

うまいこと自分の狙いどおりにハマッたりすると、思った以上に圧勝できたりして、かなりの快感です!

逆に楽勝だと思っていたら一気に形勢逆転され、気づけば大ピンチなんてことも・・・。

この緊張感は他のゲームではなかなか味わえないでしょう。

もし戦闘が厳しいと感じたら難易度の変更もできるので、ターン制バトルが苦手な人も安心です。

奥深いキャラクタービルド

非常に細かく奥深いキャラクター育成ができるのもこのゲームの大きな特徴の1つです。

ゲームがはじまるとまず、最初に主人公の職業を決めます。

ファイターやウィザードなどRPGではおなじみの職業から選ぶんですが、これはあくまでゲームスタート時点のものです。

ファイターでも魔法を覚えられるし、ウィザードでも両手武器をブンブン振り回すこともできます。

要はゲームスタート時でどんな職業であれ、自分の好きなように自由にキャラクターを育成していけるというわけです。

スキルやアビリティは多種多様で、なんと200種類以上!

強力な攻撃魔法や必殺技などはもちろん、状態異常に対する耐性を上げたり、毒や炎などに対する耐性を上げるものもあります。

また戦闘スキル以外にもアイテムを調合するスキルや鍵開けのスキル、相手を説得するスキルなどもあります。

これらのスキルを習得することでキャラクターを自分好みに育てることができるんです。

それによって、敵との戦い方も変わってきます。

さらに次で説明しますが、どんな特徴を持ったキャラクターに育てるかで各クエストの進め方も変わってくるのが面白いところです。

自由なクエスト進行

メインストーリーは基本的に一本道ですが、クエストの進め方は1つではなく、プレイヤー次第でいろいろあり、かなり自由度が高いです。

例えばカギのかかった部屋があったとします。

この部屋に入る方法も、どこからかカギを見つけてきて開ける方法もあれば、ドアを破壊して強引に入る方法、開錠スキルを持っていればピッキングで開ける方法など、ドア1つ開けるのにもいくつも方法があります。

他にも説得のスキルが高ければ、相手を説得して戦いを避けられる場合もあるし、動物と話せるスキルを持っていれば、思いがけないヒントをもらえることもあるかも知れません。

このようにクエスト自体の自由度が高いうえに、自分好みに育てたキャラクターの個性がさらにプレイの幅を広げてくれます。

ストーリーは一本道でも、どのようにゲームを進めるかは各プレイヤーで全く違ったものになるでしょう。

残念な点

このゲームで僕が感じた残念な点も書いておこうと思います。

あくまで僕が個人的に残念に感じたことですので、人によっては全く気にならないかもしれません。

足が遅い

まずはズバリ、足が遅い!

もう、そのまんまの意味で自分が操作するキャラクターの足が遅いです。

特に最初の町では事件捜査のために、いろいろな人から話しを聞くために町の中を行ったり来たりするんですが、足が遅いせいでどうにもテンポが悪い。

と言うか、結構イライラします(笑)。

もちろん、フィールドやダンジョンの中でも遅いと感じます。

僕はPC版でプレイしているので、早い段階で足が速くなるMODをいれて対処しました。

ですので、すぐにストレスを感じる事はなくなりましたが、PS4版ではどうなのかちょっとわかりません。

ただ慣れてしまえば案外平気なのかも・・・?

話が回りくどい

これは会話の中で特に感じることです。

会話の本題に入るまでがムダに長かったり、やたら比喩表現が多かったりで、話がわかりづらい事がよくあります。

もっと簡潔に言ってくれれば、すんなり入ってくるのに「で、結局どういうこと?」ってなることが多いです。

せっかちな人や長文を読むのにあまり慣れてない人は苦手かもしれません。

まあ英語的な表現で仕方ない部分もあるんでしょうけど、他の洋ゲーではここまで感じたことはないので、少し気になりました。

最初のクエストがわかりづらく、長い

ゲームをスタートした港町で、ある事件を捜査することが最初のクエストなんですが、このクエストがとにかく長い!(笑)

戦闘もなく、ただただ町の中を調べたり、いろいろな人に話しを聞いて回るんです。

最初のクエストとしてはかなりわかりづらく、さすがにもう少し説明がほしかったですね。

始めたばかりで、まだゲームの要領をつかんでない段階でこのクエストをやらされるのは、正直結構きつかったです。

ある程度ゲームに慣れた段階なら良かったんですけどね。

この最初のクエストに詰まった場合は攻略サイトに頼ってもいいかもしれません。

ここで早くも心が折れる人もいるかもしれないし、それだとすごくもったいないと思うので。

この最初のクエストを乗り越えてしまえばプレイにも慣れて、このゲームの面白さに引き込まれていくと思いますよ!たぶん(笑)

まとめ

以上、『ディヴィニティ:オリジナルシン・エンハンスドエディション』について紹介してきました。

プレイヤーの戦略次第で大きく変わる戦闘と非常に奥深いキャラクター育成、自由度の高いクエストなど、とてもやり応えのあるRPGです。

その一方で、普段あまりゲームをしない人やサクサクと進むゲームがしたい人にはあまり合わないクセのある作品でもあります。

確かにハードな作りで、面倒なところが多いかもしれません。

でも最初のクエストこそ勝手がわからずに困惑するかもしれませんが、ある程度要領がわかれば理不尽な難しさはないので、逆にこのハードな面白さに気づいてどっぷりとハマっていけるんじゃないでしょうか?

ただ、よく考えたら昔のゲームってみんなこんな感じだった気がします。

このゲームをやっていると、なんか子供の頃にファミコンでやっていたRPGを思い出すんですよね。

薬草も使い切ってズタボロになりながらも目的地に着いた時の感動とか、苦労してはじめて飛空挺に乗れるようになった時の達成感とか。

とにかく、がっつりとやり込みたい人やじっくりと戦略を練ってゲームを進めたい人には絶対にプレイしてほしい一本です!

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