2018年シーズンもいよいよ始まりましたね！
浦和レッズは前節の開幕戦、アウェー味スタに乗り込んでFC東京と1-1のドローでした。
そして今シーズンの初勝利を期待された広島とのホーム開幕戦。
残念ながら2-1の逆転負けで早くも今シーズンの初黒星を喫しました。
柏木が負傷欠場
今シーズンから新たにキャプテンとなった柏木が負傷のため欠場となり、代わりに出場の無かった阿部勇樹が入りました。
それ以外は前節と同じスタメンです。
今シーズンの特徴としては、これまで左サイドバックだった槙野がセンターバックとなりマウリシオとのコンビで中央を固めます。
新戦力のマルティノスが右サイドに張っていて、これまで中央寄りだった武藤が左サイドに張る形。
武藤のポジションについては、シーズン直前のラファエル・シルバの離脱の影響が大きいですね。
悪いわけではないけど、イマイチしっくりきていない気がします。
また今シーズンの補強の目玉だった岩波はこの2試合はベンチ。
これまでのように槙野は左サイトバックで中央はマウリシオとこの岩波を組ませるものだと思っていたので、ちょっと意外でした。
微妙な内容
肝心の試合内容ですが、なんとも判断のしづらい微妙な内容でしたね。
全体的に前節と似たような展開となりました。
ボールを保持してゲーム自体はコントロールしているが、決定的なシーンをなかなか作り出すことができない。
後方でボールを回しながら前線へのパスを狙いますが、そこを相手に引っ掛けられて、一気にカウンターを喰らい少ない人数で攻めきられるというパターン。
特にこの試合ではマウリシオが良くなかったですね。
珍しくトラップミスを連発して、危うい場面を招くなど彼らしくないパフォーマンスでした。
ただ、無理な体勢でマウリシオへのバックパスが来ていたのも事実で、前線へのパスコースもあまり無かったのかもしれません。
そうなると問題はマウリシオだけの話ではなく、やはりチーム全体のバランスやポジショニングに問題があると思われます。
あと観ていて思ったのは、パスを丁寧に繋ぎ過ぎて攻撃が遅いかなと。
おそらくパスを繋ぐことで相手のディフェンスをボールサイドに引きつけて手薄な逆サイドへ大きく展開するのが狙いなんでしょう。
その狙いもある程度はできていたので悪くはないんですが、繋ぎ過ぎて遅いのと相手にもそこを狙われていたので何度も引っ掛けられてましたよね。
もうちょっと少ないタッチ数でゴールまで行くような速い攻撃も織り交ぜる必要があると思います。
あとシュートが圧倒的に少ない！！
狙えるシーンはいくつもあったのでもっと積極的に狙ってほしいです。
今の攻撃では観ていてもあまり点が入りそうな雰囲気ではないし、相手にとっても脅威ではないですよね。
収穫
負けはしましたが圧倒的に悪い試合だったわけでもなく、もちろん良い部分もありました。
まず先制点の形は非常にきれいな崩しで、そこに新戦力のマルティノスが絡んでいたのは良かったですよね。
前節の試合を見る限り、連携面などで課題が多くフィットするのに相当時間がかかりそうだなという印象でしたが、この試合ではそれなりに絡めていたんじゃないかと思います。
あと武富も良かったです。
以前の記事（浦和レッズのラファエル・シルバ、中国2部リーグへ移籍へ）でも書いたとおり、個人的には僕が武富に持っていた印象どおりのプレーでした（もちろん、良い意味で）。
どんな時間に入ってきても一発を狙える選手という印象です。
惜しくもバーに嫌われましたが、いいシュートでしたよね！
また右サイドバックの遠藤も前節ではクロスの制度も低く、これで大丈夫か？と思ってましたが今節ではアシストとなったドンピシャのクロスもきめて、惜しいシュートも放つなど結構良くなってきた印象です。
長澤も相変わらずいいですね。
前線からの献身的なプレス、ボールを保持していても当たり負けしないボディバランス、それでいて的確なパスも出せる。
正直この選手が今の浦和の核なんじゃないかと思っています。
まとめ
2018年シーズンが始まってまだ2試合しかやっていないので、今の時点でいろいろ言ってもしょうがないとは思います。
ただ、スタートでつまづくとダラダラと勝てない試合が続いたりするので、まずは早く１勝したいですね。
開幕からの２試合を観ていて、何となく課題がぼやっとしていて見えづらいのが気になります。
ものすごく悪いわけじゃないし、点も取れてるんだけどなんかうまくいってない。
こういうのって実は怖いんですよね。
よくわからないうちにあれよあれよと順位が下がっていったりするので・・・。
まあ、始まったばっかりでネガティブになるのは良くないですね。笑
まずは１勝！
今年もじっくり応援していきたいと思います。
