一人っ子あるあるって本当?一人っ子が語るその特徴

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何を隠そう、僕は一人っ子です。

僕は昭和の人間なのですが、周りは兄弟のいる家庭がほとんどで子供の頃は軽く珍しいもの扱いを受けてきました。

でも現在は統計によると日本の一人っ子の割合が増えているみたいです。

そのせいか自分の子供が一人っ子だけど大丈夫なのか心配しているお父さんお母さんも多いみたいですね。

なんか世間的には一人っ子ってだけで「甘やかされてる」みたいなイメージをもたれるんですよ。

そんなもん、その家庭によるわ!って感じなんですけど。

 

ネットやいろいろなメディアでも「一人っ子の特徴とは・・・」みたいな記事を見ますけど、的を射てるものもあれば「なんじゃそりゃ」みたいな一人っ子に対するイメージだけで書かれたような記事も多く目にします。

 

ということで、一人っ子である僕が一人っ子について語ります。

自分自身の実体験や感覚からくるものなので、世間一般のイメージやよく知りもしないでどこかから聞いてきたような情報とはかなり違うと思います。

自分の子が一人っ子で不安なお父さんお母さんや、恋人や友達が一人っ子の方々になにか参考になるかもしれません。

ただあくまで僕個人の考えなんで、全ての一人っ子に当てはまることではないということはご了承ください。

 

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一人っ子あるあるを検証

一人っ子によくある特徴について「一人っ子あるある」としてまとめているネットや雑誌の記事やテレビの情報とかいろいろありますよね?

あれって本当なんでしょうか?

一人っ子の僕から見て「あ~、あるある!」ってものもあれば、「いや、全然ないわ~」とか「それ別に一人っ子に限った話じゃなくね?」てのもたくさんあります。

よく言われている「一人っ子あるある」は実際どうなのか?検証したいと思います。

 

 甘えん坊

まずは「甘えん坊」。

はい、でました!定番のやつですね。

ちゃんと考えればわかることなんですけどね、こんな事全然ないですよ!

もちろん、甘えん坊の一人っ子もいるでしょう。でもそれは一人っ子だからじゃなくて、その人が甘えん坊なだけですよ。笑

多分これって親に甘え放題だから甘えん坊になったっていう考えからきてるんでしょうけど、読みが浅いですね~。

 

あのね、基本一人っ子って親の愛情を独り占めなんです。それは否定しない。

だからこそ親の愛情に飢えてないんですよ!いつもお腹いっぱいなの。

だからわざわざ甘える必要がないんです。気にしなくてもくるから。笑

むしろ親の目が自分にしか向かないので、ちょっとほっといてくれって時が多かった気がする・・・。

 

兄弟のいる人のほうが、親の目を自分に向けたくて甘えん坊になる気質が強いんじゃないかなと個人的には思いますけどね。

 

寂しがり屋

「寂しがり屋」これも定番ですね。

でも残念ながらそんなことありません。むしろ逆です、逆!

 

兄弟がいる人達と違って、一人っ子は何をするにも親以外では1人なんです。家族で旅行に行くのも、遊園地に行くのも、レストランで食事するのも子供はいつも自分だけ。

僕の家は毎年4時間くらい車に乗っておじいちゃんの家に行ってたんですがその間、後部座席で1人きりですよ?親は2人でよくわかんない会話してるし。

これが日常なんで、1人でいることに誰よりも慣れてるんです!1人遊びが上手くなるので、1人でいることがあまり苦ではなくなるんですね。

だから特に寂しいなんて思わないんですよ。だってこれが普通だし1人でも楽しめる(暇をつぶせる)ノウハウを身につけてるから。

 

僕の場合、一人っ子に加えて両親が共働きだったので小学校4年くらいから、学校から帰っても家に1人きりでした。

これだけ聞くと「一人っ子は寂しくてかわいそうだ」とかどっかの教育評論家あたりが言いそうですよね。

でもこの時の僕は「親が帰ってくるまでファミコンやり放題だぜ!なるべく遅く帰ってくるといいな~」って思ってました。笑

 

競争心が無い(弱い)

一人っ子あるあるの中で1番笑わせてもらったのが「競争心が無い(弱い)」ってやつです。

えーと、なんでも家庭での兄弟との物の取り合いや競い合いがないために競争心が育ちにくいって事らしいです。

 

いやいや、ないっすわ~!笑

 

確かに物の取り合いとかには参加しないかもしれない。でもそれは単に物欲が無いだけ。

一人っ子はおもちゃや食べ物が全部自分の物だからあまり物欲がないんですよ。

でも物に執着しないからといって、競争心が弱いなんてことはないです。それは全く別の話。

なぜなら僕自身、めちゃくちゃ負けず嫌いだから。笑

 

一人っ子って比較対象がいないから「自分が1番!」ってどこか自信過剰な部分があるんです。でも外に出るとその自信が打ち砕かれる。すると「そんなはずない!」って感情から「くそー、絶対負けねー!」って感情になっていくことはよくあります。

兄弟がいる人達が普段から現実をよく知っているのに比べてある意味、身の程知らずなのかも。

 

そもそも北島康介、荒川静香、佐藤琢磨など一人っ子で世界のトップアスリートになった人って普通にいますよ?

彼らは文字通り競争の中で世界のテッペン取っちゃってるんですけど。笑

もうこの時点で根拠が崩れてるじゃないですかー。競争心が無い子もいると思いますが、同じように競争心が強い子もいる。そんなの一人っ子に限った話じゃないですよね。

 

協調性が無い

「協調性が無い」というのは見方によっては合っていると思います。それはマイペースで他人に流されることが少ないということです。

他人からどんなに「○○っておもしろいよ」とか「△△が今流行ってるらしいよ」とか言われても、自分が興味なければ見向きもしません。

例えば僕が子供の頃はプロ野球がまだ毎日テレビ中継していた時代なので、クラスの大半の男子は野球中継を見ていましたし、学校では日常的に野球の話がでてきました。

でも僕は野球に全く興味が無く、試合を観てもおもしろいと思わなかったので、それらの会話には一切入らず、「お前どこファン?」とか言われても、テキトーに流してました。

「野球やろうぜ」って言われても当然「俺はいいや」って断ってました。

 

こういった部分を協調性が無いっていうならその通りかもしれません。

でもよく言われるように、一人っ子は空気を読まずにみんなの和を乱すみたいな話はあまりに偏った見方です。一人っ子だからって特別そういう傾向があるわけじゃないですよ。

 

一人っ子って人の輪に入る時、ものすごく警戒するんです。なぜなら複数人で行動するのに慣れてないから。

まずは一歩引いてみてグループ内の力関係や誰がどのようなキャラクターかをじっくりと観察したりします。

そうやって警戒しながら観察を続け、徐々にそのグループに入っていくって感じですかね。

だからむしろ空気を読みすぎたり、気を使い過ぎたりする事の方が多いんじゃないでしょうか?もちろん、気は使っても自分が興味ない事はしませんけどね。

 

ねだれば何でも買ってもらえる

「ねだれば何でも買ってもらえる」これはもう馬鹿馬鹿しすぎて笑えないです。

そんなのその家庭の教育方針と経済力によるでしょ!?

まともなしつけをしている家なら、何でも買ってもらえるなんてありえないですよ。

僕だっておもちゃ売り場から首根っこ掴まれて引きずられて帰ったこととか普通にありますから。

 

あとよくあるのが、持っている洋服やおもちゃがいつも新品って説。

いや、ないない!笑

考えてみて下さい。兄弟からのお下がりは無くても、親戚や近所のお兄さんお姉さんからのお下がりはいくらでも入ってくるんです。

う○この落書きだらけの動物図鑑とか、ものすごいデザインのサイズも合ってないズボンとか。

僕の場合、オレンジ色の生地に鎖が絡みあった絵がプリントされていてタグには「しんじ」って書いてあるシャツを着させられるのがたまらなく嫌でした。誰だよ、しんじって!笑

結局、裕福な家庭ならそんな事ないんだろうけど、それって一人っ子関係なく経済的な問題ですよね。

 

わがまま

「わがまま」っていうのは正直当てはまる人が多いと思います。

ただニュアンスとしてはわがままというより頑固と言ったほうが近いような気がします。

家では基本的に自分でやりたいことを決めて自分のペースで動くので、自分の意思みたいなのが強くなるんですよね。

それが変なこだわりみたいになって、周りから嫌な顔をされることもあると思います。

ですので、周囲にあーしろこーしろと要求するようなタイプのわがままではないんですが、自分がこうするって決めたら周りから何を言われてもなかなか曲げないタイプのわがままが多い気がします。

わがままとも言えるし、頑固ともいえますよね。

 

一人っ子が選ぶ一人っ子あるある

では実際のところ本当の一人っ子あるあるとはどんなものか挙げていきたいと思います。

 

一人っ子ってだけで勝手なイメージをつけられるのを嫌う

勝手なイメージをつけられるのはほとんどの一人っ子が経験してると思います。

「これだから一人っ子は」なんて言われようものなら本気でムカつきます。

基本平和主義なので、表向きは気にしてないように見えても腹の中では「お前に何がわかるんじゃ!」なんて思ってたりします。仲良くなりたい相手が一人っ子だった場合、気をつけましょう。

 

社交的だが心は開かない

先程もいったとおり一人っ子は警戒心が強く、まずは一歩引いたところからじっくりと人間関係をつくっていくことが多いんですが、一旦その環境に慣れてしまえば実はかなり社交的なところがあります。

大人と接する機会が多かったため、人との関係を器用にこなせるんです。

また元々が大らかで人当たりがソフトなので、周りからは接しやすい人と思われることが多いでしょう。

 

その一方で本当の意味で心を開くことがなかなかありません。

もちろん本気で信頼している人や好きな人には心を開きますが、そうでない場合には仲良くなっても一定の距離感を常にキープしていたりします。別に悪気はないんですけどね。

でもそれに気付かずガンガン距離を詰めようとすればさらに距離を置かれることになるでしょう。

これは同姓に対しても異性に対しても当てはまる事だと思います。

 

マイペース

よく言われますが、やはり一人っ子はマイペースだと思います。

日常生活の中で急がないといけないシチュエーションがあまりないんですよね。もちろん、親からは急かされたりしますけど。

特に食事のペースが遅いというのはありますね。笑

またマイペースに関係していると思うんですが、基本的に物事に対して常に冷静な人が多いです。

周りが焦っていても1人だけ一歩引いて状況を冷静に見ているようなところがあります。

 

自由が大事

自分が主体で生きてきたので、意思がはっきりしていて自分の決めたことややりたい事を邪魔されるのをとても嫌がります。

また生活の中で自分の自由な時間を重視しています。

1人の時間をすごく大事にする傾向があるんです。

僕は結婚当初、この部分がなかなか理解されなかったです。

僕としては家事や育児などやるべき事はしっかりやって、夫婦の時間もちゃんと作ったうえで自分の時間を一日の内で少しでもいいからほしいって事なんですけどね。

今では子供が寝た後はお互い自由にやっていて、夫婦仲も良好です!笑

 

兄弟への憧れ

これはほとんどの一人っ子は一度は思ったことがあるんじゃないでしょうか?

特に旅行など家族で遊びに出かけた時、兄弟で楽しそうにはしゃいでる人達を見るとめちゃくちゃうらやましく思ってました。

自分が親になったらたくさん子供がほしいと考えるのも、一人っ子あるあるだと思います。

 

まとめ

以上が一人っ子による一人っ子あるあるでしたが、いかかでしたか?

世間のイメージとはかなり違う部分もあれば、イメージどおりのところもあると思います。

特にマイペースというのは一人っ子の大きな特徴と考えて間違いないでしょう。

 

自分や周りの一人っ子の特徴などを振り返りながら書いてきましたが、我ながら一人っ子ってかなりクセがありますね。笑

最初は一人っ子に対する偏ったイメージにケチをつけるつもりで書いてたんですが、気付けば自分を見つめ直す良い機会になっちゃいました!

一人っ子は確かにクセがありますけど、基本的に争いを好まず大らかなので良い人が多いと思いますよ!・・・たぶん。笑

 

以上、はやたでした!

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